• TIPS

堆肥を使ったバラの植え替え

鉢植えのバラや買ってきたポットのままのバラは植え替えをしないと根詰まりや根腐れを起こして成長を阻害してしまいます。
バラの植え替えは新苗なら春は5〜6月がシーズンです。
お庭やベランダにバラがあるようなら今年は植え替えにチャレンジして、元気な花を咲かせてみませんか?

今回植え替えで使用する土は、バラ用に自分で混ぜて作ってみました。
自分で土を作るとなると、ホームセンターにはたくさんの土がありどれを選んだら良いか悩んでしまいますよね。
まず「基本用土」「土壌改良用土」「培養土」大まかに分けてこの3つの種類があることを覚えておくと良いと思います。

「基本用土」とは赤玉土、黒土、鹿沼土などがあります。
赤玉土は保水性、保肥性があり、鹿沼土は排水性、黒土は保水性、保肥性はあるが排水性がない。などそれぞれの土が持つ特徴を組み合わせて、育てたい植物に適した土作りをするために使われます。

「土壌改良用土」とは馬糞堆肥や牛糞堆肥、腐葉土などの事で有機質肥料を土に与える役割があり、土をふかふかに改良したいときに使われます。基本用土と混ぜることにより更に良い土を作る為に必要です。

「培養土」とは基本用土と土壌改良用土がすでに混ぜてあり、初心者の方でも簡単に使えるように配合されていますので手間をかけずに植物の栽培を楽しめます。それぞれの植物の特徴に合わせた土作りをして、もっと健康的に育てたい方には少し物足りなく感じることもありそうです。

ここで今回のバラの植え替えですが、下記4種類の土を混ぜました。
●赤玉土(中粒)3割
関東ローム層で採れる赤土で、保水力、保肥力が優れており、どんな植物にも使用できます。大粒、中粒、小粒とあり、バラの栽培には中粒が適していると言われています。今回鉢底石には以前使って余っていた物を使いましたが、赤玉の大粒は鉢底石代わりにもなります。
●鹿沼土(小粒)3割
こちらも関東ローム層で採れる軽石で排水性がよく幅広い植物に使うことができます。ですがPH4〜5と酸性が強いため植物の特徴を考慮する必要があります。
●腐葉土2割
落ち葉などを土中のバクテリアやミミズなどが食べることにより分解されたものを腐葉土と言います。
基本用土に有機質肥料分を与え、通気性の良い土にする効果があります。
●堆肥(サラブレッドコンポスト)2割
主にバークや動物の糞(有機物)を微生物で分解して作られたものを堆肥と言います。落ち葉同様に基本用土へ有機質肥料を与え、土が団粒構造になるのを助けたりと様々な効果があります。

バラの土の割合は赤玉土7堆肥3など、様々な割合が紹介されていますが、私がバラを育てるベランダの場所は午前中陽当たりが良く、午後は日あたりが悪いので排水性の良い鹿沼土も混ぜています。一日陽当たりが良い場所であれば保水性を保たせるため赤玉土や堆肥を増やすと良いと思います。

【STEP 1】
使用する土(培養土など)の分量の8割をバケツに入れます。

【STEP 2】
残りの2割にサラブレッドコンポスト(堆肥)を入れます。

【STEP 3】
良くかき混ぜて均等になるようにします。

【STEP 4】
用意した鉢に水捌けが良くなるよう底石を入れます。

【STEP 5】
植え替える苗の高さを考えながら、作った土を入れていきます。

【STEP 6】
ポットから抜いたバラの苗を中心を確認しながら植えていきます。

【STEP 7】
空いたスペースに上からも土を入れていきます。

【STEP 8】
ある程度土が入ったら、手で軽く抑えながら固めていきます。

【STEP 9】
植え替えが終わったらお水を沢山あげて完成です。

ここではバラの植え替えをテーマに土の種類について簡単にお伝えしました。どのくらいの配合が良いのかは育ている環境、季節、植物によって違うので少しでも参考になればと思います。私自身、「赤玉土4、鹿沼土3、腐植土1、堆肥2でも良かったかな?」と、微妙な配合を考えて楽しんでいます。皆さんも植物の様子を見ながら土作りをしてみてください。

TOP