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学校の畑を土壌改良しよう(4)

ついに、さつまいも堀りの授業がやってきました!
2月に土壌診断をしてから堆肥やカルシウムなどを入れて、更に排水が良くなるように溝を作ったりと改善を重ねてきました。
昨年は生徒一人につき一個も持って帰れないほど生育が悪かったとのことなので、さすがに一個は持って帰ってもらいたい!と、ドキドキしながらこの日を迎えました。

結果は、、ちゃんと育ってくれていました。PHも6.5とOKな範囲。
ただ、この畑の下が建築廃材の石がたまっている場所で取り切れない大きな石がまだまだ転がっているせいもあり、土がまだまだ硬く下に根が伸びない。朝しか日が当たらない。など悪条件の中ではありましたが、改良1年目にしては良い出来かなと思います。

「虫がいる~!」「大きい~!」と、とても楽しく賑やかな収穫になりました。冬休みの宿題で自分で掘ったイモを調理してレポートを提出するそうで、大学いもや、さつまいもチップスにして食べるとニコニコしながら教えてくれました。

来年は、
・排水性を高める為に、もみ殻を投入
・下が石で硬い分、畝をもっと高くする

引き続き堆肥の投入の他にこの2つ、やることを追加して来年はずんぐりむっくりなイモではなく、もっと大きくて長い立派なサツマイモを学校で採れるようにしたいです。
生徒さんが大人になった時に、全然採れなかった記憶よりたくさん採れて収穫の楽しさを覚えていてくれたら、もっと農業に対する見方や感じ方も変わってくるはずですよね。

最後に。
他の授業を担当する先生とお話する機会があったのですが、「よくあの場所で育ったね~」と褒めてくれました。
学校全体で盛り上がってくれたら嬉しいです。

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